若林隆久ゼミホームページ

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ゼミ生が運営する高崎経済大学・地域政策学部・若林隆久ゼミのホームページです。経営学、組織論、リーダーシップ、キャリアなどをテーマに学んでいます。学ぶこと、ゼミの運営・つながりにやる気のある学生を待っています。なお、ゼミ生が運営しており不正確な点もありえることをご了承ください。

第Ⅰ部「デジタル・マーケティングとは」

内容

 

 第Ⅰ部(第1章~第4章)では、デジタル・マーケティングの全体像について学びました。

 

 具体的には、

デジタル社会の消費者行動

デジタル社会のビジネスモデル

デジタル・マーケティングの基本概念

 

 これらのことについて『アマゾン』、『食べログ』、『メルカリ』、『無印良品を例に学びました。

 

取り組んだ課題

 

・第1章「考えてみよう」②「書店業界のようなリーチリッチネスの変化を、他の業界を例に考えてみよう」

 ※「リーチ」:情報の到達範囲などの量的水準。

  「リッチネス」:濃度、密度、豊富さなど情報の質的水準。

 

・第2章「考えてみよう」②「自らのソーシャルグラフインタレストグラフを想定して、この結びつき方によって、それらの人々とあなたの交流の仕方に、どのような違いがあるかを考えてみよう」

   ※ソーシャルグラフ学校の友達、家族などのオフライン上でつながっている人々とインターネット上でも交流があること。

     インタレストグラフ:自分と似た趣味や興味・関心がある人々とのインターネット上のみで交流があること。

 

・第3章「考えてみよう」①+②「メルカリ以外のオンラインプラットフォームを挙げて、サイド内ネットワーク効果サイド間ネットワーク効果を考えてみよう。また、そのプロットフォームの成功理由を考えてみよう」

   ※サイド内ネットワーク効果:同一サイド内ユーザーが増えると既存のユーザーに多くの価値  がもたらされること。

      サイド間ネットワーク効果:片方のサイドでユーザーが増えると、別サイドのユーザーに価値がもたらされること。

 

・第4章「考えてみよう」③「最近購入した製品あるいはサービスを1つあげて、企業とのタッチポイントを考えてみよう」

    ※タッチポイント:企業と顧客との接点。

 

若林ゼミの輪読の方針としては、ただ輪読を行うのではなく、身近な組織(ゼミ・部活・サークル・バイトなど)や実在の企業の事例と結びつけ、学んだ内容を腑に落ちるように理解することを目標としています。

 

そのため、自分自身のことや実在する企業の事例と結びつけながら学習しました。

 

課題に対する意見の紹介(一部のみ)

 

第4章では、以下の意見が出ました。

1.メルカリ以外のオンラインプラットフォームを挙げて、サイド内ネットワーク効果とサイド間ネットワーク効果を考えてみよう。また、そのプロットフォームの成功理由を考えてみよう

 

オンラインプラットフォーム

サイド内ネットワーク効果

サイド間ネットワーク効果

成功理由

ココナラ

(スキル販売プラットフォーム)

売り手が増えることで、買い手の選択肢が増える。

様々なスキルを持った売り手が増えることで、買い手も増え、売れるスキルも多くなる。

スキルを売るという過去にないサービス。

初期時代に価格を安くすることで買い手の参入を促す。

YouTube

視聴者(買い手)が増えることによる動画の評価により、より良い動画を選びやすくなる。

動画投稿者(この場合は売り手)が増えるほど、視聴者(買い手)に合った動画投稿が増える。

動画投稿者、視聴者共に簡単に投稿や視聴が可能であること。

ふるさと納税サイト

利用者が多くなることにより、一緒に返礼品をもらう楽しさが増える。

利用者(納税者)が増えると、利用自治体の増加や返礼品の充実が図れる。

利用者(納税者)は様々な返礼品の中から簡単に自分にあった返礼品を探し出せる。

自治体はプラットフォームの利用により業務の削減が可能。

 

この他にも、

・suzuri:自分だけのオリジナルアイテムが作成・販売できるサイト

マイナビ:就職や転職の情報を提供しているオンラインプラットフォーム

・タスカジ:料理や掃除、子供のお世話などを行うハウスキーパーとそれらを依頼したい人(依頼者)のマッチングサービス

これらの意見が出ていました。

 

皆さんも、自分の身の回りにあるオンラインプラットフォーを探してみてはいかがでしょうか?