第2章 Boarding(人員選定)の法則
「メンバー選び」はチームの成否を左右する需要なアクションということで、Boarding(人員選定)の法則ではどのメンバーを選び、どのメンバーを降ろすのかについて効果的な方法について学びました。
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内容(【要約と感想】THE TEAM 5つの法則:https://naotech.hatenablog.com/entry/2019/07/05/000617 から引用
・メンバー選びは非常に大事。それと同様に、誰を外すかも非常に大事。
・Boardingを語る上では、チームを4パターンに分けて考える
・メンバーが入れ替わらないチームがいいチームだ、とは一概に言えない
・環境の変化が多いチーム(柔道型、サッカー型)では、チームの入口出口どちらものハードルを下げ、その都度適応するチームを作るのが大事
・逆に環境が変わらなければ厳選採用するのが大事
・自分のチームの流動性に応じてどのように入口出口のハードルを設定するかを考えよう
・多様性のあるチームが良い、とも一概には言えない
・例えば人材の連携度合いの低い(柔道型、駅伝型)、個人で完結するタスクの場合は、それが得意な同じような人材を集めた方がよい。
・ただし、最近では多様性のあるチームの重要性が叫ばれることが多いのも事実である。これはビジネスが第二次産業から第三次産業へ移ってきているため、環境の変化の度合いが大きい仕事(対人の仕事)が増えてきていることが理由だと考えられる。
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課題
1.「第2章Boarding(人員選定)の法則」を読んだ感想。
2-1.「自分が所属している特定の組織」が直面する環境変化とその度合いの大小について。
2-2.「自分が所属している特定の組織」において、メンバー間でどのような連携が必要であるかとその度合いの大小。
2-3.組織の目的を達成するために、「自分が所属している特定の組織」にはどのような能力や特徴を持ったメンバーが必要か。
3-1.「若林ゼミ」にはどのような能力や特徴を持ったメンバーが必要か。
3-2.自分が「若林ゼミ」のメンバー集めやメンバー選びに、どのように貢献したか(今年度、3年生のみ)、また、どのように貢献できそうか(来年度)。
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第5回目のゼミでの話し合いの内容
課題の回答などをもとに若林ゼミに必要なメンバーとしては以下の能力を持ったメンバーが必要だということでした。
〇経営学・組織論を学んでいるという点で、
・経営学、組織論を学びたい人。
〇グループでの活動が多いという点で、
・コミュニケーション能力が高い人(コミュニケーション能力は話す力だけでなく、聞く力も含む)。
・周りの人間と協力して活動を行うことができる人。
〇学生主体のゼミを目指しているという点で、
・自らゼミを創り上げたい人。
・色々な物事に対して積極性がある人。
・自分の意見を持って積極的に発言する人。
〇これらのメンバーを集めるためには以下の方法を用いて行うべきだということでした。
・SNSを通じての情報を発信する。(ゼミに求める人材、ゼミの活動内容などの紹介)
・オープンゼミを開催し、その出席率やディスカッションを通じて評価する。
・面接での受け答えを評価する。
・ゼミ生が魅力的な人間になり、こういったメンバーが必要だと発信する。
(ゼミ生が経営学についての知識を深め、新ゼミ生にもそうなりたいと思わせるなど)
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振り返って
今までのゼミ募集では誰でもいいからとにかく多くの志願者を集めることしか考えていなかったケースが多いと思います。その結果、求めているメンバーとは違ったメンバーが志願してしまうことなどが多々あったと思います。よって、来年度以降は今回話し合ったことを意識することにより求めているメンバーに合った志願者が来てくれるのだと思いました。
また、そういったメンバーを集めるためにはSNSを通じての情報発信やオープンゼミでゼミの雰囲気を味わってもらうというどこのゼミでも行っていそうなこと以外に、ゼミ生が魅力的な人間になることも大切だと思いました。特に、若林ゼミは学年合同でゼミを行っているので、他のゼミと比べてよりその部分が重要なものになってくるのではないかと思います。志願者の方に魅力的な人間だと思われるように経営学・組織論の勉強や学生主体のゼミ運営などをこれからしっかりやっていければと思います。