第1章 Aim(目標設定)の法則
「共通の目標」はチームの必要条件であり、活動の成否を規定する、チームにとって最も重要なものということで、Aim(目標設定)の法則では効果的な目標設定方法について学びました。
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内容(【要約と感想】THE TEAM 5つの法則:https://naotech.hatenablog.com/entry/2019/07/05/000617 から引用
・共通の目的(目標)を持った集団がチームである。目的が無ければそれはただのグループ。
・目標には3種類ある(例はTHE TEAMの執筆チームの目標)
1.意義目標(日本全体のチーム力を高める)
2.成果目標(10万部売る)
3.行動目標(チームの法則を事例を交えてわかりやすく伝える本をつくる)
・意義目標の方がブレイクスルーが起きやすく、行動目標の方がアクションが分かりやすい
・チームメンバーが自分で考え動くことができるのであれば1を、そうでなければ3を設定すると良い。もちろん、複数組み合わせて設定してもよい。
・ただし意義目標が無いと、単純に作業をやるだけになってしまいがち。意義目標も設定することが推奨される。
・自分がチームに目標を設定する際はそれぞれの目標がうまくつながっているか、それを日々意識できているかをチェックすべし
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取り組んだ課題
1.「第1章Aim(目標設定)の法則」を読んだ感想を読んだ感想
2.「自分が所属している特定の組織」での活動の意義、創出すべき成果、推奨している行動はどんなものか。
3.「若林ゼミ」での活動の意義、創出すべき成果、推奨している行動はどんなものか、また、今後どのようなでの活動の意義、創出すべき成果、推奨している行動を推奨していくべきか。
4.他人の投稿に対してのコメント。
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第3回目のゼミでの話し合いの内容
課題の回答などをもとに、「若林ゼミ」の活動の意義、創出すべき成果、推奨する行動をグループで話し合いをしました。その一部を紹介します。
意義目標:経営学や組織論を学び、グループディスカッションなどでコミュニケーション能力を互いに高め、学んだことを社会に出て自ら発信できる人材を育成する。
成果目標:ゼミで学んだことを実践的に使えるようにするべく、必ず、全員1回以上自ら意見を持って発言することを目標とする。
行動目標
・ゼミ資料の読み込み、発言に対するアクションを積極的にする。
・毎回のゼミ終わりに自らの成果を振り返る。
・課題の期限を守る。
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振り返って
ゼミでは今までみんな同じ目標を持っているものだと思い、目標設定を行ってきませんでした。そのため、メンバーがそれぞれ別の方向に向かって動いていることが多く、チームとしてもまとまりがなかったです。しかし、本章を通じてこのような事態にならないために共通の目標を設定することの重要性が分かりました。
目標設定をするときに多くの場合は行動目標のみを設定してしまいがちですが、そうすると単純に作業をやるだけになってしまい、チームにブレイクスルーが起こりにくく、チームのメンバーが臨機応変な対応を取ることはできません。そのため、環境の変化が激しい今日では行動目標だけではなく、意義目標も設定することの重要性がわかりました。また、学生主体のゼミ運営を目指している若林ゼミでは意義目標を設定することにより、学生が臨機応変な対応を取るようになり、学生主体のゼミを実施することができるようになるのではないかと思いました。